今日は、「夏バテ」ではなく、「秋バテ」について
暦では立秋(8月8日ころ)から秋分(9月23日頃)
までの暑さを「残暑」といいます。
今日は27日ですが、大阪まだまだ暑いです。
太平洋高気圧の勢力が次第に弱くなるとはいえ、
9月はもちろん、本格的に秋を感じ始める
10月上旬すぎになっても、
最高気温が(今日みたいに)
30℃以上の真夏日が
続くことがあり、残暑が厳しくなっています。
朝晩は涼しくなってきても、日中は真夏の暑さが続くことで
1日の気温差が大きくなり、身体が気温の変化に対応できず、
疲労感を感じ、体調を崩しがちになります。
自律神経には、身体を緊張させてエネルギーの消費を担う「交感神経」と、
身体を休ませてエネルギーの蓄積を担う「副交感神経」の2種類があり、
それぞれが相反した働きをしています。
秋になり、日中と夜の気温差(寒暖の差)が多い日が続くと、
自律神経の働きに乱れが生じ、食欲不振や下痢・便秘、慢性疲労、
抜け毛(夏の紫外線や汗で頭皮に負担がかかる)などの
身体の不調が現れます。
これらのさまざまな身体の不調を「夏バテ」ならぬ
「秋バテ」といい、秋の季節になってから現れて長引きます。
長引くので、夏の季節で起こった身体の不調や体力の低下を
穏やかな秋の季節で回復することができなくなり、その(準備不足の)まま
厳しい冬に突入して、病気にかかりやすくなるのです。
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