健康について

3月のブログで、健康で長生きしなくては…と書きましたが、

健康についての文章を見つけたので引用させていただきます。

 

 

川嶋朗先生のパーソナル健康学から

 

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西洋医学では治しようがなくなって

私のクリニックにいらっしゃる患者さんのなかには、

こんなことを言ってくれる人がいます。

 

「先生のところには、私の病気に効く方法があるんでしょう?」

 

なぜ病気になったのか、

その原因を自分で見つけることもしないで、

 

どこかに自分の病気を

治してくれる方法があるはずだと思い込んでいるです。

 

 

そんなときは、即座に私はこうお答えします。

 

「私は魔法使いではありませんから、そんなものはありません。

 あなたの病気を治すのは、あなた自身しか、いません」

 

 

私がそう言うと、決まってこんな答えが返ってきます。

 

「やっているつもりなんですけど・・・」

 

 

この「けど・・・」が問題なのです。

 

「やっているつもりだけど、本当はやっていない」

ということをきちんと自覚してもらわなければ、

こちらはどうすることもできません。

 

 

私は腎臓内科医ですが、

腎臓が悪くなる大きな原因の1つが糖尿病ですから、

糖尿病の患者さんもたくさん診ています。

 

 

そもそも糖尿病は不規則な生活や偏った食事などにより

起きる生活習慣病の1つです。

 

 

つまり、自分の生活習慣の乱れが病気を悪化させるのです。

 

 

ちなみに糖尿病には初期症状がほとんどありません。

 

自覚できるような形では体に現れないため、

いつのまにか症状は進行し糖尿病にかかってしまうのです。

 

もっと悪いことに、

糖尿病になったあともあまり大きな症状はありません。

 

それを理由に治療をしない人も多く、

そういった人は順当に合併症を併発します。

 

 

がんも同じです。

 

自分の生活習慣の乱れが、

がんを発症した根本原因になっていることが少なくありません。

 

このことに気づき、

病気を引き起こす根本原因を改めていくことが大切なのです。

 

 

「いつまでも健康で長生きしたい」

 

 

本気でこう考えるなら、意識的にしろ、無意識的にせよ、

自分がしている「無理」に気づき、

それを自分の意志で正すことから始めてください。

 

自分で自分の間違いに気づき、

自分で「変えよう」という強い意志を持たない限り、

生活習慣も、考え方も決して変えることはできません。

 

そして、間違った生活習慣や考え方を変えられない限り、

自己治癒力が発揮されることはありません。

 

体に負荷をかけることもしないで、

楽なほうへと逃げてしまうのが、いちばんよくありません。

 

「魔法の薬」や「奇跡の治療法」などというものはないです。

 

それを自覚させるための方法が

「死を意識する病気の発症」なのです。

 

こうして、

その人の考え方の甘さを、痛烈に思い知らせるのです。

 

このままだと自分が死ぬと思えば、

タバコもやめるし、食事も変えます。

 

そして、

考え方や生き方まで変えようとします。

 

そして、その努力を怠けたとたん、

病気は進行します。

 ーーーーーーーーーーーーーーーー引用ここまで

 

 

けっこう厳しいですね。

でも、これくらい真剣に自分の身体と

向き合いたいものです。

 

 

 

 

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