強いマッサージは危険です1

ー強いマッサージは痛みを増やしてしまうー

強い刺激のマッサージを求める方がいらっしゃいます。

しかしそれと同時に、そのマッサージで長い期間で見て、コリがなくなったという声は聞いたことがありません。



その場では、すごくすっきりした気分になりますが、翌日にはもみ返しがあり、2~3日でとれればいい方で、酷いと一週間くらい痛くてだるいという声はよく聞きます。

ではなぜその場ではすっきりとするのでしょうか?

それは

新しく痛みを与えることで、元からあった痛みが一時的に感じなくなるからです。

つまり、一時的に減るだけであって、根本は何も変わっていません。意識が新しい痛みに行くだけで、その刺激がなくなればまた元の痛みの箇所に意識が行きます。

そして、痛みが悪化してしまいます。

揉み返しを体験したことはありませんか?

揉み返しは、好転反応ではない。
翌日以降に起こる揉み返しは、好転反応(瞑眩反応)などと言われ、良くなる反応だと言われています。しかし、これには疑問があります。

サイエンスから考えると、損傷以外の何物でもないからです。

毛細血管、細い神経線維、リンパ管、筋組織の破壊、皮膚の破壊など色々起こっています。

強いマッサージは、やってもらった感がありますが、緊張を更に増幅させてしまいます。



続きます。

 

 

 

 

 

写真は山道で見たりんどうです。

秋だなあと感じます。