強いマッサージは危険です2

筋肉には次のようなことが起きている可能性が示唆されています。

1.筋肉が溶けている/横紋筋融解症。
強いマッサージで身体が余計に痛くなり、だるくなる場合は、筋肉が溶けている可能性があります。

横紋筋融解症といい、激しいスポーツなどで起こります。横紋筋とは普通に言う筋肉のことです。

筋肉に対し強いマッサージを行うことで筋線維が損傷し、少しとけて血中に流れ出し、腎臓に負担を与えます。

症状としては「筋肉痛、脱力感、痛み」など揉み返しと同じ症状が表れます。

つまり、コリが無くなったのは、強い刺激により筋肉が溶けた可能性があるという事です。




2.皮神経・血管を傷つける。
強いマッサージにより、皮膚層にある神経や血管を損傷させる可能性があります。

また、強く揉まれた部位以外にも症状が広がったり、過度に敏感になるなどの場合は、末梢神経束を傷つけ、障害が起こった可能性もあります。



3.感覚が鈍くなり、より強い刺激を求めてしまう
強いマッサージに慣れてしまうと、感覚受容器からの情報を脳が抑制してしまい、身体が我慢し、緊張している状態になってしまいます。

それは、身体からの入力信号を感じれず、危険かどうか判断出来なくなることを示します。つまり、より壊れやすい、傷めやすい身体になってしまうのです。

料理と一緒で、どんどん味の濃い食べ物を食べるようになり、最後は病気になってしまう事と同じだと考えられます。